医療、保険税で被害者が増える現実を目の当たりに
足を悪くして、巷、世間の靴の常識、テレビや雑誌などの情報に踊らされ、信用して、根拠の無い靴やインソールなどで足を悪くした方の相談をお伺いしている中で・・・
「私も色々と騙されて今の足になってしまった・・・
社会の常識、情報をひっくるめてマルチ商法の様なビジネス、商売で靴を履いて、インソールを何枚も購入してみてもこう成ってしまうのよね・・・。」
適切な説明も職業としている者たちが言わず、合うことも、適切な製品として提供できていない以上、この方の言われる事は正しく靴業界を表現されていると思います。
「無い物、あるはずも無い中で探して、信じて、外反母趾をどんどん悪くしてしまって、誰を信じて良いのか・・・」
そのお気持ちも理解できます。
人に騙される為に、ましてや健康を壊す為に靴を履くのではありません。
間違った情報を信じて、認識、常識を簡単に信じる。
とかく人は理解しやすい簡単なことの方が納得しやすいものです。
よく考えてみれば、市販の靴やそこにインソールを入れて自分の足に合う事や自分の健康に繋がる足の環境など得られる訳もないのですが、「ダイエット」と言う言葉と同じ様に、流行ってはすぐに廃り、何度でもその言葉につられて安易に流行り、効果の例は見せられても、多くの人には効果などない事が多く廃っていきます。
靴は流行りやデザインが履く人の足に合う保証は無いのですが、その事を無視して購入、その説明もなく販売されています。
外反母趾以外にも様々な足と靴の悩みを伺い、足を診ますが、靴で何も影響されていない方はいません。
たわいもない影響ならば良いのですが、外反母趾の様に失うものが大きな症状は靴が原因を持ち、その被害者が外反母趾などでお困りの方。靴を選んで履いた人、お困りの方が病院で医師に見せると、
「あなたが自分の足に合わない靴を履いて外反母趾に成った。」と言われたと言う方がたくさんいますが、その言葉、その後の処置で被害を拡大させた方も少なくありません。
靴を原因にした健康被害を簡単に考えてご自身で対処を続ける方が多いのですが、専門家でなくてはならないところで被害を拡大、悪化させてこられる方が多く、特に医療はその社会的な信用から我慢し悪化させる方が多い事が分かります。
残念な事なのですが、その対処に靴を依頼される時、健康が保たれて入ればこれ程まで高価な靴の作成にならなくても良い事が、足の状態を良くすることのない処置や対処で何倍もの価格になってしまう方が少なくありません。
技術、手間や時間を含め、お支払いいただいた後のアフタフォローなどは悪くしてしまい、悪くなればなるほど、私どもにとってもその責任として大きな負荷、負担になります。
社会の誤った認識や情報、社会的に信頼性があって欲しい組織、医療や税金の使い道など、その安易なビジネスライクな無責任さがこの方の様な実感として、言葉にされる事は納得も出来ますが、とても悲しい、哀れな組織と社会に思います。
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