大切にしたい人の健康を靴が証明
人は老いて自分の身体に精神が着いていけるかどうか。
人の人生、時の流れの中で年齢を重ねた方から感謝される事があります。
二十代の私を信じ、靴をお求めいただいた方の中に
「この靴があったから、今こうしていられるのよ。」
と、11足の靴、
「具合がいつも善いから増えたのよ。」
と81歳のお客様が言う。
20数年お付き合い、応援していただいたからこそ
現状の足形の「型」を作り
靴底を変えながら、新たな「型」で
これまでよりもこれからをより具合よく靴を履いていただきたいと思い、
直し、その修理の靴を納めました。
「こんなことが出来るの!」と驚かれ、
私:「うちの靴だけのサービスです。市販の靴では型紙も、靴型も全く合わないのでやりません。」
「この靴も・・・」と、
下駄箱の中から1足預かってきました。
時間の空いている時に壊した靴型を足に合わせ作り直して
預かった靴も靴型をより良い靴にします。
市販の靴にはできない事であり、
長年履いた靴の芯や足に合わせられた型でリニューアル。
靴づくりの進化、進歩を実感していただけます。
こういう応援をいただける事は私の靴づくりには欠かせません。
とてもありがたい事です。
だからこそ、常に履き心地と健康への安心、
靴で痛みなく過ごすことの出来るお約束が出来る事が何よりです。
靴はご自身の自覚が大切です。
痛みがある事は靴が足に合わない、健康に影響、害するリスクのある証拠です。
自覚、判断早く、健康を考え、
将来の自分を大切にする事が大切です。
81歳で健康な足の方はとても少ない。
私どもの守りたいことがこの方の喜びや笑顔になっている事が
私の仕事だと改めて感じました。
0コメント