靴と人の良好な関係
フェイスブックにコメントをいただきました。
少々、靴に携わる姿勢が私とは異なっているのかな?
とは思い、お応えに成っているか分かりませんが・・・
知っています。
・・・・・
私も元は甲革師こらはじまりました。
と言うのは私の人生。
父は底付け師、
それだけでは靴は作れなかった為、自分なりの目利きから始まり、市販の靴を仕入れて人の足に合わない事を知っていた為、新品の靴に手を加えてから販売。
それが父の最大限でした。
多分、新品の靴に手を加えてお客様に提供する靴屋さんはどれだけいるのでしょうか?
シューフィッターも元々、そういう人を育てたかった事を菊地武男から聞いています。
靴が人の足と健康を壊す事なく、豊かな暮らしの支えとなる事が靴職人の地位向上につながるのでは無いかと思います。
父も菊地武男氏も靴が人の足と健康に影響してしまっている事には悩んでいた事は事実でしょう。
私もその現実を常に目の当たりにし、いつも心が痛みます。
靴は安心をご提供するものです。
足に合わないという時点でリスクを説明する責任はプロにあると思います。
その事を受け止めて足に適切な環境をお一人おひとりに備え、ご提供する事でお客様方は笑顔で過ごすこれまでとは違った靴、お客様方が望む靴と人の関係が築く事が出来ます。
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