市販の靴(既製品の木型)と足に合わせ作られた靴型
靴は「型」が無ければ靴の形を形成する事は出来ません。
その「型」を木型と呼び、
「木型」とは靴を形作るものとされています。
その木型は靴を形作る為のものであって、人の足や健康に対しては何の配慮も考慮もされていないという事です。
靴作りにおいて、自ら靴職人が木型を削る事はありません。
木型屋さんが存在、そこで既製品の木型を調達します。
木型屋さんでも、既製品の木型では人の足の害、外反母趾などの原因になってしまう事に気付いている木型屋さんも私は知っています。
しかし、一般的な木型屋さんの意識は量産される市販の靴、既製品、工業製品としての量産効率、生産性の為の木型でしかありません。
木型と言う認識や定義として、どの様に意識されて作られるかは大きな違いで健康を守ったり、良くしたりする可能性のあるものになるか?これまでの工業製品としての靴の文化の様に、痛みや外反母趾などの害や悩みになるのかの両極端な意味を持ちます。
足に痛みを感じた時点でどちらなのかは分かります。
痛みが無くても、歳を重ねて足には様々な靴の影響を見る事があります。
(外反母趾などの悩みでご相談に来る方の足を見ても、外反母趾だけではない症状を見る事はほぼ全て、一番の悩みをご相談されるのですが、足の症状は一つの痛みや悩み、症状から増えていく関連性が必ずある為、一つの大きな悩み、痛みへの対処では十分ではない事をご理解下さい。)
外反母趾からハンマートゥ。
外反母趾と巻き爪を同時に。
外反母趾からモートン病。
外反母趾と魚の目などや
それら全てを抱えている方もいらっしゃいます。
一番痛い、一番大きな悩み、病んだ事に対処する事は不可能です。
関連性があるので、症状や悩みを悪化させない事が大切です。
医療などに信頼を置いて、足の採寸を行なっても合わないと感じる経験者、悪化してるや痛いと言う経験者は多く、全国から問い合わせをいただきますが、実際の足を診ることが出来ない為、十分な事は例としてお話するしかありません。
言える事は、身体は正直なのですが、その事を本当は感じていながらも人は我慢して痛みなどに慣れる事を選択する方も多く、実際はその事が悪化と関連性から症状や悩みを増やします。
そこには足に適さない環境と言う靴の存在があります。
それが市販の靴だけではなく、医療、医師から勧められて悪くする実感を相談される方は今も30年以上前から変わりません。
確かな自分の足の為、健康の為の靴を求めるには靴の形を求めてもダメです。
デザインを求めるは本当は論外、足に合わせられた適した環境にデザイン性能を持つ本当のデザインは求めて正解でしょう。
靴を形作る木型と言う意識では足に確かな靴になる理由はありません。
人の足の健康を左右してしまうので、適切な環境を靴とする為の「型」と言う意識が無ければデザインに至る性能配慮も人に優しく作られる事はないでしょう。
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